和訳の種類
こんにちは!
英語を勉強するとき、特に学校では
"和訳"は避けて通れない道ですよね。
訳をしていると疑問に思うことって
何か経験ありませんか?
知っている人も多いかもしれませんが
訳には直訳と意訳があります。
学校でやるのはほとんどが直訳です。
単語の意味をそのまま繋げるだけの訳です。
僕は直訳を気持ち悪く思うことが
多々あり、意訳してよく怒られました。
文章的には合ってるのに間違ってるそうです。
考えてみると変じゃないですか?
学校の教科書や授業で和訳を聞くと
(こんな言い方、普通しないよね...?)
と思ってしまう経験って
多くの人があると思います。
この変な感じこそが直訳と意訳の
最大の違いではないでしょうか。
試験のためだけなら直訳でいいですが
実際に使うなら断然、意訳がいいと思います。
少しコツが必要かもしれませんが
意訳ができるようになると
何を伝えたいのか意図を汲み取る力も
自然と上がってきます。
というのも直訳とは
文法や単語に対して忠実に和訳すること
であり、例えば勉強や試験など
正解が明確にある場合には扱いやすいです。
これに対して意訳は
伝えたいことに対して忠実に和訳すること
になるので直訳とはまた別物になります。
こちらは明確な正解はありません。
コミュニケーションはそもそも
伝えたいことをお互いに発信したり
相手から受け取ることの繰り返しです。
意訳とかなり近いですよね。
なので意訳を得意になれると
コミュニケーションに活かすことができます。
直訳に違和感を覚えたとき、その違和感こそ
意訳ができるようになるきっかけになります。
このきっかけを掴むには
実際の英語に触れてみるのが早いです。
今までのように動画や音ベースのものでも
Twitterで英語のツイートを見るのもアリです。
自分で直訳をしたり翻訳機能を使った後、
同じ内容を日本語で伝えようとすると
どんな言葉を選ぶか考えてみましょう。
意図が正しく伝わるように訳してください。
意訳が苦手な人は「話し言葉」で
和訳をつくるイメージをすると
少しやりやすいかもしれません。
友達に話すような感じです。
現代文の要約のような問題が得意だと
意訳も向いているかもしれません。
全体の意図を捉えながら言葉の意味を
たどっていく感覚は少し似てると思います。
大事なのは状況を説明するだけではなく
何を感じて何を伝えたいのか
どんな気持ちなのかなどの感覚的な部分を
訳せるかどうかです。
英語は文の形が説明文のようになる言語です。
なので直訳がすごく堅苦しくなります。
では英語を話す人の人柄も
それと同じく堅苦しいでしょうか?
違いますよね。
むしろ正反対でフレンドリーな印象です。
つまり、ただの文字としての情報だけでなく
それ以上に気持ちが込もっています。
この先を埋めることができれば
意訳が完璧にできると言っていいでしょう。
うまく意図を汲み取ることができれば
コミュニケーションに活きてきます。
意訳に慣れることができれば
相手が何を伝えたいのか
より早く理解できるようになります。
また逆をすれば話せるようになれるはずです。
いきなり話してることを全て理解できたり
スラスラと話せるようになることは
ほぼ不可能ですがひとつずつ慣れていけば
必ず少しずつできるようになっていきます。
日本語字幕のついている映画なら
英語を聞きながら意訳の答えのひとつを
その場で見ることができるので
コツを掴むには便利です。
日本語と英語の差を埋めて意訳できれば
言葉の壁を越えるのもあとは時間の問題。
なんとなくの感覚でもいいので
しっかり練習していきましょう!