記憶の仕組みで暗記の仕方・覚えやすさは変わる?
こんにちは!
英語に限らないことですが
何かを勉強するときに「覚える」って作業が
必ずといっていいほど入ってきますよね。
ですがこれには得意不得意があります。
不得意な理由としては
暗記が苦手だったり
継続することが苦手だったり
やっていると眠くなったりしますよね。
これにもちゃんと理由があります。
それを知って解決できれば
覚えることの苦手が少しずつ
克服することができますよね!
苦手なままイヤイヤ続けても
時間はかかるし...気分も落ち込むし...
何より続けにくい!大変!
そのままツラいだけの勉強、続けたいですか?
ほとんどの学生は単語帳を開いて
ひたすら眺めたり、読んだりして
言葉を覚えていっていると思います。
電車でもよく見る光景ですよね。
これって本当に効果があるのでしょうか?
実際に記憶についての実験や記録も
多く残されていますので
参考にして考えてみましょう。
記憶にも種類、分類がいくつかあります。
例えばスクワイアの記憶分類では
感覚記憶、短期記憶、長期記憶
といった分類があります。
さらに長期記憶の中でも分類がありますが
勉強の場合はこの長期記憶の中でも
「意味記憶」と呼ばれるものを
目指すことになるわけです。
平たく言えば「知識を覚える」記憶です。
感情や景色などの感覚が少なく
頭の中の辞書をどんどん追加していく、
そんなイメージですね。
一般的に思い出などの感情や気持ちなど
多要素を含む「エピソード記憶」と
比べると努力が必要で難しいと言われます。
思い出す過程に大きな差があるからです。
幸せな記憶をたどってみると
風景、匂い、感覚、気持ち...
など次々と記憶に関わるいろんなものを
思い出しますよね?
このように思い出す"鍵"や"きっかけ"が
多いか少ないかで差があるのです。
単語帳で覚えるのが苦手な人は
この「意味記憶」が苦手なだけ。
たとえ苦手でも努力と時間があれば
解決することもできます。
ですが、自分の得意な記憶の仕方に合わせて
勉強できるならいくらか楽ですよね!
記憶の情報として単語帳では
文字だけになってしまうので
要素が少なく思い出しにくい!
なら他の感覚と合わせてしまえばOK。
ここで以前にも話した映画や音楽などの
「文字」以外が関わってくる題材が
活躍できるわけです。
加えて好きなものなら続けやすい!
言葉には文字の意味の他にも
感情や意図、それを取り巻く環境があります。
それをまとめて感じることで
記憶の手助けになるということです!
またそれ以上に言葉はそもそも
意思を伝えるコミュニケーションの道具
であるから、言葉の意味だけじゃなく
込められた感情などを読み取る練習にもなる。
自分が好きな曲の意味や
好きな映画の好きなシーン、セリフなどの
込められた意味を自分でわかるようになると
楽しくなってきますよね!
知らない単語が出てきても
調べて自力で覚えて訳せたときの達成感は
普通の授業で覚えた単語とは
まったく違います。
そうすることで英語がだんだんと
「文字」ではなく「言葉」として
入ってくるようになります。
最初の大きな壁はここではないでしょうか。
今まで文字として勉強してきたことを
言葉として覚え直すのは簡単ではないです。
しっかり時間をかけながら焦らず
ゆっくり慣れていきましょう!
もし合わなくてもこれは例えば、という
1つの方法でしかないので
まだまだ工夫の余地も他の方法もあります。
諦めず自分に合うものを探しましょう。
まずは好きな映画や音楽から
1番好きな部分を探してリスニング、
もし知らない単語があれば
意味を調べてしっかり理解しましょう!
その言葉がどう言った場面で使われるのか
また実際どう聞こえるのか。
言葉のイメージと実際の雰囲気に差があれば
しっかり修正して覚えましょう!
これができれば聞く練習にもなり
知っている単語も増やすことができます。
1曲、1本まるまる理解できる頃には
今と比べてかなり力がついてるはずです!
なんとなく楽しむだけではなく
意味もわかった上で楽しめれば
より一層好きになれますよ!