長文が得意な人って何が違うんだろう?
こんにちは!
英語のテストでリスニングや長文だけが
やたらと点数が高い人っていませんか?
逆に文法や単語はわかるのに
リスニングや長文が苦手な人もいますよね。
実は僕も長文とリスニングが
すごく得意なタイプで
試験でも点数稼ぎはこの2つでした。
なぜこんなに偏るのでしょうか。
個人の意見なのでこれが全てではないですが
長文やリスニングだけが苦手な人は
文章の意味全てを正確に訳そうとして
失敗することが多いのではないでしょうか?
逆に長文、リスニングが得意な人は
文章や会話の内容全体を
ざっくりと把握する能力が
高いように思います。
僕はこの内容全体を把握する能力で
会話やコミュニケーションにも
自信が持てるようになりました。
知らない単語も覚えやすくなりました。
今まで時折、単語について触れてきましたが
実際に英語で会話するのに必要な単語量は
最低限でおよそ2,000語〜と言われています。
ちなみに中学3年間で1,500語覚えるそうです。
もちろん単語を選ぶベースが違うので
一概には言えませんが、単純な数字では
このようになっています。
誰しもが英会話の基礎はありそうな数字です。
実際の会話では知らない単語が多少あっても
意思疎通はなんとかできますし、
テストとは違って少しぐらい間違えても
失礼でない限り怒られません。
知らない単語が出てきたときに
自分の単語力、記憶力を頼りにしてる人と
全体をざっくり把握できる能力がある人、
どちらの方が有利だと思いますか?
こういった場面を想像したときに
僕は長文とリスニングが得意な人のほうが
英語でのコミュニケーションは
上手にできるのではないかと思います。
試験対策でよく言われるのは
その付近の文脈や問題の内容から
単語の意味を推測したり、
とりあえず飛ばして読んだりしますよね。
この中で僕がよくやっていたのは
わからない単語は飛ばしてあとから推測、
まず先に文の意図や大意をざっくりつかむ
という方法でした。
文の構成から動詞なのか名詞なのか
はたまた形容詞なのかがわかります。
そのあと単語の意味を文脈や
文章全体から推測していくかんじです。
リスニングの場合は言葉を追って
頭から順に訳せると良いです。
語順と単語の意味を一定量知っていれば
知らない単語はクリアできると思います。
「誰が」「何を」「どうしたか」
これを文と同じ順番に並べていきます。
順番に並べれば時系列もわかるので
内容も整理しやすいです。
文の要素をおおまかに分解できれば
大意も掴みやすく、全体の話の流れも
把握しやすくなります。
ここまでできると和訳が楽になりませんか?
知らない単語に出会ったときは
すぐに辞書を開くのではなく
少し自分で推測してから調べてみる
ということをやってみましょう。
文全体の意図を掴む練習にもなるし
単語の意味を推測する力も
一緒についてきます。
慣れてきたらリスニングにも流用できます。
少し長めの文章をざっくりと
流し読みするような感じで
「なんとなくこんな感じの意味かな...」
ぐらいに読んでみてください。
そのあと調べてみてできるだけ正確に
和訳を作ってみましょう。
やや手間はかかりますが繰り返して
修正していくうちに上達します。
全部を正確に和訳するよりもずっと
短時間でできるようになれるし、
長文問題やリスニングも今までより
気楽になるはずです!