リスニング、聞き方のポイント
こんにちはー!
コミュニケーションにおいて
聞く力はとても大切です。
英語の場合は中学生から
リスニングテストの経験がありますよね。
おそらく初めて聞く日本語以外の音に
なかなか慣れることができず
苦しんだ覚えがある人も
きっと多くいると思います。
とりあえず聞こえた単語の含まれている
選択肢を回答欄に書いて終わり!
なんて人も中には多くいるでしょう。
簡単なテストならこれでもなんとかなります。
ですが少しレベルが上がってくると
そうもいきません。
ましてやコミュニケーションになると
そもそも選択肢なんてありません。
なかなか聞き取れなかったり
差がわからないのにも理由があります。
またコツや理論、原因を知ることで
より早く上達できることもあるでしょう。
ただひたすらに悩んだり
やみくもに差を探すのではなく
きっかけをつかんで
聞く力をトレーニングしませんか?
リスニングが苦手な理由として
似た音を聞き分けるのが苦手だったり
単語がどこで切れてるのかわからない
この2つが多いように思います。
聴覚トレーニングを知っていますか?
また絶対音感というものがあるように
耳は鍛えることができます。
単語については推測でカバーできます。
どちらにおいても
「慣れること」が鍵になります。
これには時間をかければ誰でも
できるようになります。
また一言に聞く力を鍛えるといっても
わかりにくいですよね。
例えば音程を正確に聞く「絶対音感」は
どのように身につけるのでしょうか?
実は聴覚は8歳までに完成される
と言われています。
なのでそれまでに慣れることが
最も効率的とされています。
慣れる、というのは日常的に楽器に触れて
「音」に慣れることです。
また正確な音を聞き続けることで
聞き取り練習をすることも大切です。
これらを何度も反復し繰り返すことで
絶対音感を身につけるそうです。
つまり、8歳までじゃないと
耳を鍛えられないのでしょうか?
正確には大人になってからでも
決して不可能ではありません。
鍛えれば音程を当てるレベルであれば
十分身につけることができます。
リスニングも同じように過程を少し真似て
鍛えていけば慣れることができます。
共通しているのは継続すること、
音に慣れていくことですね。
補助的な知識として、人の可聴音域を
ご存知でしょうか?
実は20〜16kHzの音を聴く力が
人種を問わず備わっています。
これになぜ差が出るのかというと
日本語の場合は125〜1500Hzという
とても狭い間に音が集中しており
それに脳が慣れてしまっているためです。
耳としての機能は全て同じでも
それを理解する脳に差が出ているのです。
この聞き分ける能力を鍛えることで
リスニングも上達できます。
英語を聞く能力を鍛えたいのなら
答えは単純。
違いを感じられるようになるまで
繰り返し聞けばOKです。
わからない部分が明確なら
重点的に同じ単語、似た単語で。
なんとなく苦手意識があるだけなら
英語の文を何かしら聞いているだけでもOK。
繰り返し聞いていると
ふとした瞬間に何かを聞き取れます。
その感覚を忘れずに他の部分も
同じように聞き取れるようにしていきます。
この「聞き取れる瞬間」が増えたら
慣れてきている証拠です。
耳が慣れさえすればリスニングも
もう怖くありません。
単語や言ってる言葉はわかる
という段階がクリアできれば
あとは訳せるかどうかの問題だけです。
聞き取れるだけでも大きな進歩!
まずは「慣れる」ことから。
そのために聞き続けましょう。
今まで繰り返し聞いてきた音源
ありますよね?
どれぐらい繰り返していますか?
継続して聞き続けているでしょうか?
もしできているのなら、そのまま。
忘れていたら、もう一度。
すぐに変化は出てきにくいですが
諦めずに続けましょう。
全く聞き取れず見当もつかなかったはずが
少しずつわかるようになります。